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売上が上がっているドル建て終身保険!社長にお勧めできるものなのか?(後編)

お役立ち記事
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前編では、大坪が実際にドル建て保険を運用した結果について紹介しました。

後編である今回は、外貨建て保険の契約数増加の理由、外貨建て保険に今から加入していいのか、どんな社長に向いているのか等について解説します。

外貨建て保険の契約数がなぜ増えているのか

ここ数年、外貨建て保険の加入者(契約者)の増加傾向が続いています。

2023年4~9月期の売上高は昨対比170%ほど、つまり売上が1.7倍も伸びているのです。

何故ここまで伸びているのか、その理由は海外国債の利回りの良さです。

特にアメリカの10年国債は、年々利回りが上昇しています。

外貨建て保険は、主に国債や外貨建ての社債によって運営されています。

国債の利回りが上がっているタイミングは、より有利な形で加入するチャンスなのです。

とても魅力的に見えますが、ここで注意すべき点があります。

それは予定利率(基準利率)見直しの時期です。

保険期間中の予定利率は、加入時の年齢や商品の種類によって異なりますが、必ず見直すタイミングがあります。

予定利率を毎月見直すものもあれば、5年ごとに見直すものもあり、商品によって大きく異なります。

この見直しの期間をしっかり把握しておくことは、高い利回りがいつまで保障されるかを知ることに繋がります。

現時点で社長が外貨建て保険に加入するなら“目的”が重要

外貨建て保険の売上が上がっている理由と、注意点が分かったところで

社長が今から加入しても良いのでしょうか。

答えは「加入しても良いが、しっかりと目的を持つことが重要」「外貨建て保険に合わない目的の場合は控えた方が良い」です。

まず第一に、加入する理由が不明瞭なままでは、不本意な結果で終わってしまう場合があります。

前編で紹介した内容が分かりやすい例でしょう。

そして第二に、外貨建て保険に加入したい理由によって向き不向きが変わってきます。

加入したい理由は、主に2つに分けられます。

①資産運用をしたい

②保障が欲しい

それぞれ外貨建て保険に合う理由かどうか、詳しく見てみましょう。

①資産運用をしたい

お金を増やす資産運用のひとつとして利用したい人には、外貨建て保険は向いていません。

何故なら、投資信託やiDeCo等の方がリターンを期待できるからです。

米国債やドル建社債に関しても、利回りが4~5%程なので、直接購入した方が良いでしょう。

②保障が欲しい

保障の中でも、低いコストで一生涯の保障が欲しい人には、外貨建て保険は非常に向いています。

現在の円建て終身保険は、日本国債の利回りが低い影響で割高になっています。

対して外貨建て保険、特にドル建て保険は米国債の利回りが良いため、低いコストで済みます。

分かりやすいように、円建て終身保険・ドル建て終身保険を例に沿って比較してみましょう。

※30歳~60歳まで保険料を支払った場合

▼円建て終身保険のコスト

保障額:1000万円 保険料:約877万円 保障額に対するコスト:約88%

▼ドル建て終身保険のコスト

保障額:10万ドル 保険料:59,616ドル 補償額に対するコスト:約60%

以上の通り、円建てと比べてドル建てはコストが安いことが分かります。

これがドル建て保険の最大の強みです。

よって、一生涯の保障を求めるのであれば、ドル建て終身保険に加入しても問題ありません。

ドル建て終身保険をお勧めする社長のタイプ

最後に、具体的にどんな社長がドル建て終身保険に合っているのでしょうか。

これには大きく2つのタイプが挙げられます。

「面倒なことが嫌なタイプ」と「相続対策をしたいタイプ」です。

順番に見ていきましょう。

①面倒なことが嫌なタイプ

米国債投資で堅実に運用したいと思っても、事業運営などで忙しく、運用先や商品を自力で調べる余裕がない…。

このように個人資産を細かく調査・管理する暇がない社長は多いでしょう。

こうした場合、ドル建て終身保険なら身近な営業マン経由で簡便に済ませることが出来ます。

②相続対策をしたいタイプ

相続対策と言っても、人によって事情や理由は様々です。

具体的に、どんな理由がドル建て終身保険に向いているのでしょうか。

◆相続の非課税枠500万円(1人あたり)を確保したい人

相続税には、生命保険金の非課税枠があります。対象は相続人のみです。

「500万円×法定相続人の数」で非課税額を計算します。

この非課税枠を確保しておきたい人に向いている保険です。

◆相続人に納税資金や分割資金を残しておきたい人

・自社株や不動産といった換金が難しい財産が殆どを占める場合

・相続人では対処が難しいため、納税資金を用意しておく必要がある場合

・争族防止のため、資金を分割して用意しておきたい場合

このような理由で現金資産を準備しておきたい人には、ドル建て終身保険はとても向いています。

まとめ

前後編に渡って、外貨建て保険(ドル建て終身保険)について解説してきました。

外貨建て保険が合っているかどうかは、自分の事情や状況をよく理解する必要があることが分かりました。

なるべく安いコストで一生涯保障が欲しい、相続対策をしっかりやっておきたい等…複数の理由が重なる場合も考えられます。

また、時間の経過とともに状況が変わる可能性もあります。

そのような時は、今回の内容を参考にしていただき、是非を判断してもらえればと思います。

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