日本と世界の未来を切り拓く「ディープテック」

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ディープテックという言葉をご存知でしょうか? コロナの影響もあり、「K字経済」「K型経済」と呼ばれるように、勝敗の明暗を分けたのが2020年~2021年だったのかもしれません。では2022年を迎えようとしている今、どんな業界に注目すれば良いのでしょうか。その答えが、ディープテックにありそうです。

ディープテックとは

コンサルタントの佐藤隆之氏によると、ディープテックとは「科学的な発見や革新的な技術に基づいて、世界に大きな影響を与える問題を解決する取り組みのこと」と定義付けられています。

技術の力で世界の大きな課題を解決していくということです。一見すると難しいことのように感じますが、人類の歴史は、ほぼずっとこれ。狩猟生活時代には、確実に獲物を狩って食料を確保するために石器を作ったり、夜も明るく過ごせるように電灯を作ったり、遠くの人とも話せるように電話ができたり…。

“世界”や“科学”、“技術”、“大きな課題”の定義はそれぞれの時代によって異なりますが、「不便さ」や「もっと便利に」「もっと快適に」ということを解消・解決、あるいは実現し続けて人類は発展してきたわけですから、特段ディープテックが新しいことというわけではありません。

ディープテックの特徴とは

『ディープテック 世界の未来を切り拓く「眠れる技術」』 丸幸弘+尾原和啓 著によると、以下のような側面を持ったものをディープテックと呼ぶそうです。

・社会的インパクトが大きく

・根本的な研究開発が必要とされ

・相当な資本投入が必要で

・社会的地球環境的な課題解決の在り方を変えるもの

例えば、課題の宝庫ともいえるのが東南アジアです。無電力地域がまだありますし、洪水・冠水に悩まされる地域もあれば、置き去りにされ受け皿のない障がい者問題、水不足問題、過酷な地域での高齢化する食糧問題、大量廃棄問題…など、挙げればきりがないでしょう。

これらの課題を解決しようとする起業家は現地にもいますが、ソリューション提供に苦戦しています。そこに日本の「眠れる技術」やもう日本では活かすところの少ない「枯れた技術」が結びつくことで、課題は解決へと向かうかもしれません。

ビジネス+ITというサイトでは、ディープテックにおける注目の13分野として、

・人工知能、機械学習、ロボット

・3Dプリンター

・自動運転、空飛ぶクルマ

・宇宙飛行、月面探査

・クリーン電力、代替エネルギー

・ゲノム編集、寿命延長技術

・埋め込み技術、人間拡張(ヒューマン・オーグメンテーション)

・IoT、センサー、ウェアラブル

・精密医療(プレシジョン・メディシン)

・ニューラルネットワーク

・量子コンピューティング

・ナノ・テクノロジー、合成生物学

・没入技術、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)

ディープテックとは何か?注目の13分野とは? 激変する起業とテックの関係|ビジネス+IT

これらの分野が挙げられています。今後伸びしろのある分野ですので、注目しておく価値はあるでしょう。

未来を切り拓くときの注意点

なにか新しいことに挑戦しようとしたり、なにかを達成しようとするとき、注意すべき点がいくつかあります。

注意点①「常識を捨てる」

メーカーや町工場が持つ技術が、その用途を変えるだけで多くの人や環境を救う課題解決となる場合があります。それと同時に、巨大な事業機会をもたらすこともあるでしょう。

しかし、「この技術はこれにしか活かせない」と視野を狭めてしまうと、せっかくの機会が失われることになります。すでに持っている技術や蓄積された知恵に立ち返れば、チャンスが多く見えてくるものです。立ち返る時間や棚卸しも必要ですね。

注意点②「短期と長期でみる」

新しいことに挑戦する場合、「すぐに成果を出さなければ」と思うかもしれません。しかし、結果を出すのはそう簡単ではないはずです。

「長期的な解決や成果のために、今は何ができるのか」というイメージ蓄積も重要です。スモールステップを設定し、短期と長期でみるようにしましょう。

この記事を書いた人
中島 宏明

2012年より、大手人材会社のアウトソーシングプロジェクトに参加。プロジェクトが軌道に乗ったことから2014年に独立し、その後は主にフリーランスとして活動中。

2014年、一時インドネシア・バリ島へ移住し、その前後から仮想通貨投資、不動産投資、事業投資を始める。現在は、複数の会社の顧問・経営戦略チームの一員を務めるほか、バリ島ではアパート開発と運営を行っている。

マイナビニュースでは、仮想通貨に関する記事を連載中。
https://news.mynavi.jp/series/cryptocurrency

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