会社を“イノベーション”することで多角経営化や業種転換の成功確率は上がる

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「会社経営の難しさ」は、会社の生存確率をみれば明らかです。リーマンショックにチャイナショック、コロナショックなどの度々起こる経済危機。DXやSDGs、ESGなどの時代の変化によって、会社経営の難易度はますます高まっています。では、いかに事業に投資し、会社経営を行えば会社の生存確率は上がるのでしょうか。今、着目したいのが「会社をリノベーションする」という観点です。

事業も投資のひとつと捉えよう

事業も数ある投資手段のひとつです。起業することも投資ですし、M&Aによって会社や事業を買うことも投資と言えます。

金融商品投資の場合は、一度投資したら中長期で保有するか、もしくはデイトレードやスイングトレードによって利益を出していくわけですから、頻繁にトレードしない限り「毎日が決断の連続」というわけではありません。

しかし事業投資の場合は、毎日が決断の連続です。毎日どころか、毎時間と言っても良いくらいでしょう。

例えば、以下のような決断場面があります。

「会社のビジョンや理念をどうするか」

「採用の時期をどうするか」

「採用媒体はどこを使うか」

「研修はだれにやってもらうか」

「人事評価はどうしようか」

「売上をアップするにはどんな広告を使おうか」

「営業アプローチはどうやろうか」

「クロージングのタイミングはいつか」

「だれとアライアンスを組むのが良いのか」

「製造管理はどのようにやろうか」

「内部統制をどうするか」

「資金調達はどの金融機関からが良いか」

「投資家から調達するのが良いのか」

「税務はだれに依頼しようか」

「財務に強い人間を社内におくべきか」

などなど、決断しないといけないことは多岐に亘ります。そして、多くの社員・従業員の人たちは「社長はミスしない生き物だ」と錯覚していることも多くあります。

ところが、社内でもっとも多くトライ&エラーをくり返しているのが経営者です。むしろ、失敗の方が多いわけです。

事業投資に必要な”リノベーション”という観点

事業を立ち上げること、いわゆる「0→1」は産みの苦しみの連続です。事業の持続性、会社の生存率は決して高くありません。起業から3年後の生存率は50%ほどとも言われていますが、現実はもっと低いでしょう。

事業を継続するためには、常にイノベーションが必要です。「コロナショック以後、これまでの常識やノウハウは通用しなくなった」と話す経営者の方もいらっしゃいます。それだけ先が見えない、未来予測が難しいということでしょう。

とは言え、時代は常に激動で、激動でなかった時代はなかったはずです。例えば、縄文時代は縄文時代で激動だったはずなのです。イノベーションはいつの時代も起こり続けていますから、変革を受け入れるマインドを持つことも経営者=事業投資家には必要なスキルと言えます。

また、リノベーションも事業投資において必要な観点です。特にM&Aによって会社や事業を引き継いだときにはリノベーションが必要になるでしょう。

リノベーションは、建物の改装などで使われる言葉です。近しい言葉にリフォームがありますが、リフォームは「ボロボロになったところの修復工事(欠陥などを直す工事)」を指します。一方リノベーションは、「新たな機能や価値を付け加える工事」を指します。「新たな機能や価値を付け加えること」は、まさに事業投資に必要な観点です。

M&Aの場合、「既存事業とのシナジー」を狙って会社や事業を引き継ぐケースがありますが、いざ引き継いでみると「そうでもなかった」という場合も少なくありません。思いどおり進まないのが事業ですから、致し方ない部分もありますが、常に創意工夫や柔軟性、忍耐力を持って臨む必要があります。

事業ですから行き詰まることもあるでしょう。そんなとき、頼りにしたいのが専門家たちです。

事業投資のエキスパートが集まるZ-EN(ゼン)

事業投資の領域で第一線を走るエキスパート集団がいます。つながりバンク社が運営する「Z-EN(ゼン)」というサイトや「スモールM&A研究会」というコミュニティには、弁護士や中小企業診断士、税理士、社会保険労務士、司法書士、行政書士などの士業や、経営コンサルタント、現役の経営者、投資家などの専門家が数多く集まっています。

事業投資オンライン Z-EN|事業にリノベーションを!変革を楽しむ情報メディア

実務経験豊富な専門家や英知、アイデア、人脈がこれほど集まっているコミュニティは数少ないでしょう。「あまり表には出たがらない実力派」が集まっていると私は感じています。

だれもがこのコミュニティに参加できるわけではありませんが、参加することができれば、事業投資の成功確率は格段に上がるのではないでしょうか。

Z-ENのサイトには、「経営や事業投資は、重要な判断の連続です。自分の内面と向き合いベストな『解』を出し、速やかに実行する行動力が求められます。リスク、失敗を許容する精神鍛錬も必要です。その精神は、『禅』に通じるものがあり、その想いを込めてメディア名を『Z-EN』としました」とあります。

ここに書かれていることは、事業投資の真理だと思います。まさに行動力や精神鍛錬が欠かせない分野です。

この記事を書いた人
中島 宏明

2012年より、大手人材会社のアウトソーシングプロジェクトに参加。プロジェクトが軌道に乗ったことから2014年に独立し、その後は主にフリーランスとして活動中。

2014年、一時インドネシア・バリ島へ移住し、その前後から仮想通貨投資、不動産投資、事業投資を始める。現在は、複数の会社の顧問・経営戦略チームの一員を務めるほか、バリ島ではアパート開発と運営を行っている。

マイナビニュースでは、仮想通貨に関する記事を連載中。
https://news.mynavi.jp/series/cryptocurrency

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